薄葉紙とは？梱包材、包装紙での使い方と通販価格

包装やラッピングの代表的な資材のひとつに「薄葉紙（うすようし）」があります。

仕事で紙を扱ったり、商品の梱包やラッピングを行ったりする方でなければあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、実はこの薄葉紙、いろいろなシーンで使われているとてもポピュラーな紙なのです。

この記事では、そんな薄葉紙について特徴や実際に使われている用途、費用感をご紹介します。

薄葉紙　商品一覧｜業務ペーパー

薄葉紙とは？

薄葉紙（うすようし）とは、非常に薄い紙全般を指す言葉です。

紙を透かして向こう側がぼんやりと見えるほど薄い紙です。ティッシュペーパーや薄手の和紙などに近しいイメージです。

薄葉紙の厚みはJIS規格で定められており、坪量40g/㎡以下を薄葉紙としています。「コピー用紙」として利用されている紙の坪量は64～68/㎡程度です。

薄葉紙が明確に分類されているわけではなく、同じ商品でも店舗や販売サイトによっては「薄紙（うすし）」「純白ロール紙」「ライス紙」「インナーラップ」などの名称で取り扱われています。

薄葉紙の用途

薄葉紙は、主に梱包資材として用いられています。

イメージしやすい梱包資材として、アパレル用品の包材があげられるのではないでしょうか。

ワイシャツなどを買うと、薄い紙で包んでくれていることがありますが、この薄い紙に薄葉紙が使われています。

また、靴やアクセサリーのパッケージの中に、クッションのように敷き詰められている緩衝材の薄紙にも、薄葉紙が使われています。

こういった薄葉紙の使い方はアパレル用品に限らず、コーヒーやお酒、瓶入りの食品のパッケージでもよく見られます。

どちらかというと高級品や有名ブランドの包材に選ばれている印象があります。

薄葉紙にはtカラペのようなカラフルな色紙タイプもあり、パーティーで配られるお菓子や、イースターの卵などのラッピングペーパーとして用いられています。

和紙テイストの薄葉紙なら、お膳の掛紙や日本酒のラベル、瓶詰の鮭フレークや練り雲丹のかぶせ紙として使われているのをよく見かけます。

包材としての用途以外にも、本の遊び紙や辞書などの本文用紙、トレーシングペーパーなどさまざまなシーンで薄葉紙が用いられています。

強度の高い紙ではありませんので、基本的には緩衝材や一次包装としての利用が一般的ですが、箱の中でベールのように商品を包む薄葉紙は、一目で上品でやさしい印象、高級感のあるおしゃれ感を与えてくれるでしょう。

薄葉紙の費用感

「薄葉紙」には幅広い商品がふくまれるため、参考までに業務ペーパーで取り扱っている2種類の薄葉紙の価格をご紹介します。

薄葉紙の価格

こちらはオーソドックスな薄葉紙です。

業務ペーパーでは、「サイズ：544×788mm 2000枚セット」を基本として、基本サイズを半分に切った商品「サイズ：544×392mm 4000枚セット」、さらに半分に切った「サイズ：392×272mm 8000枚セット」の3セットを販売しております。

価格はいずれも14,850円（税込）です。すべてセットでの販売となりますので、ご注意ください。

ｔカラペの価格

もうひとつの薄葉紙が、tカラペです。
6色のカラーバリエーションがあるカラフルな色紙で、お菓子や花束、ワインなどのラッピングペーパーの用途に人気があります。

価格は200枚セットで11,000円（税込）です。セット単位での販売となりますが、tカラペは先の薄葉紙と違い、オーダーカットに対応しております。

tカラペについてtカラペの特徴、厚さや価格｜人気！極薄ラッピングペーパーの透明度とツヤで詳しくご紹介しています。

まとめ

薄葉紙は強度のある紙ではありませんが、独特なやわらかい風合いから商品の梱包材、緩衝材に使われています。

特に、商品に特別感や高級感を加える目的でも、梱包資材に薄葉紙の採用はおすすめです。

業務ペーパーでは、梱包資材やラッピングペーパー、薄めの紙、和紙などの包装紙を取り扱っております。
「こんな紙はありますか？」といったご相談も大歓迎です。新しく紙をご入用の際にはぜひお気軽におたずねください。

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