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投稿日:2024.03.05

紙の型抜き加工とは?種類やメリット、制作費と納期の注意点を解説

「印刷物の真ん中をくり抜きたい」
「名刺の四隅を丸く加工したい」
「帳票の印刷だけでなく、パンチ開けもしてほしい」

業務ペーパーではこういったニーズにお応えするため、紙の型抜き加工を承っております。

 

この記事では型抜きの方法や型抜きをするメリット、ご依頼いただく際の注意点、型抜きにかかるコストなどについて解説します。型抜きを利用した紙製品をご入用の方や、紙の加工にご興味をお持ちの方はぜひ最後までご覧ください。

紙の加工

型抜きとは?

マイクロミシン刃

マイクロミシン刃

 

型抜きとはその名の通り、型を使ってさまざまな形に紙を切り抜く加工法です。

 

一般的な型抜きですと、刃のついた抜型を機械にセットし、紙に打ち付けることで次々と抜いていきます。
紙をくり抜いたり、パンチやドリルで穴をあけたりするほか、ミシン目をつける作業なども型抜きの得意分野です。

紙の加工法の中では最もメジャーなものといってよく、パッケージやタグの制作、チケット、帳票などさまざまな紙製品が型抜き加工によって作られています。

 

型抜きの種類

型抜きの方法は大きく「紙を一枚ずつ抜いていく方法」と「複数枚を一度に抜く方法」とに分かれます。

それぞれ、代表的な加工法についてご紹介します。

 

一枚ずつ抜いていく型抜き

トムソン加工

トムソン加工

トムソン加工

 

トムソン加工は型抜き加工の中でも最もポピュラーな方法です。
紙業界では「抜き」というとトムソン加工のことを指します。型と紙を機械にセットし、一枚一枚、連続で打ち抜いていく加工法です。
紙をくり抜くだけでなく、ミシン目加工などもトムソン加工によって行います。

 

ちなみに「トムソン加工」という名前は、この機械を販売したアメリカの会社「トムソン・マシン社」に由来しています。
関東を中心にトムソン加工を「ビク抜き」と呼ぶこともありますが、これは関東地方では主に「ビクトリア打抜機」という機械が使われていたことに由来します。

トムソン加工とは?由来や実例【紙の型抜き、穴あけ、ミシン目】

 

複数枚を一度に抜く型抜き

ブッシュ抜き

丈夫な鋼の型を紙に押し当て、一気にくり抜く加工法です。

数百枚単位の紙を一気に抜くことができますが、刃の加工が難しいため複雑なデザインの抜きには対応できないことがあります。トムソン加工を「打ち抜き」と呼ぶ一方で、こちらは「押し抜き」などとも呼ばれます。

 

細かい形を抜くのにはあまり向いていませんが、型の刃に継ぎ目などが生じにくいため、トムソン加工と比べて綺麗な仕上がりになるのが特徴です。
こういった特徴から、カード類(名刺、トランプ、トレーディングカードなど)の周囲を丸く加工するようなシーンで用いられやすいです。

 

エキセン抜き

主に封筒等の加工に用いられる方法です。
「エキセン刃」と呼ばれる刃で紙の四隅を抜き、封筒の形を作ります。500枚程度の封筒を一気に加工することができます。

型を作る必要がない分、トムソン加工よりもコストを抑えることができます。

 

ただし、決まった型のくり抜きにしか対応できず、ミシン目などの特殊な加工も不可能です。
封筒の加工に特化した型抜き加工といってしまってもいいかもしれません。

 

型抜きをするメリット

型抜き加工が実際によく使われているシーンを紹介しながら、型抜きをするメリットについて見ていきます。

紙に機能を追加できる

型抜きをすることで紙はより使いやすく、高機能なツールとなります。
帳票の穴あけや紙パッケージのジッパーなど、紙製品の使いやすさは型抜き加工によって大いに支えられています。

 

加工シーンによっては、紙に新たな機能を追加することも可能です。

例えば、パンフレットにポケットをつけるような型抜き加工で、資料としてだけでなく、書類をしまうポケットフォルダのように利用することができます。スリットを入れれば、名刺を差し込むスペースにもなります。

 

複数の資料を扱う場で、このような利便性はとても嬉しいもの。こういった加工は展示会や企業説明会のパンフレットでもよく用いられています。

 

インパクトのある印刷物を作れる

型抜きをすることで、印刷物に高い訴求力を持たせることができます。

 

特に、第一印象が命と言っても良いDMやパンフレットなどに型抜きはよく使われます。
こういった販促ツールは一目見た時にユニークな印象や驚きがなければ、たいていは読まれずに捨てられてしまうもの。

「自社のロゴの形に抜いた窓から商品の画像が一部見えている」といったような、思わず中を見たくなるような視覚的にも体験価値の高いインパクトのあるデザインは、販促ツールとしてより大きな訴求効果が期待できます。

 

また、メッセージカードにも型抜きがよく使われています。

バレンタインカードならハート型、クリスマスカードならサンタやトナカイの型といったように、イベントを象徴する形状の型抜きが入ったカードは目を引きやすいと同時に受け手に気持ちを伝えやすく、メッセージカードとの相性が抜群です。

 

型抜きの注意点

適抜きを発注するにあたっていくつか注意点があります。

最初は型の制作費がかかる

型抜き印刷を依頼する場合、業者ではまず型の制作からスタートします。

そのため初回は型の制作費がかかってしまうことにご注意ください。型抜きは特殊な印刷加工技術なため、通常の印刷物よりも制作コストが必要になります。

 

納期が長くなる

費用だけでなく、時間的コストもかかる点にも注意が必要です。

初回の型の制作時間と、紙の厚みや型の形によっては綺麗に仕上げるまでにトライ&エラーを重ねる場合もあります。そのため、通常よりも納期が長くなりやすい傾向にあります。

型抜きを依頼する際は、納期を考慮したスケジュールで制作を進めることをおすすめします。

 

型の保管期間が決まっている

一度型を作れば以降は型の制作費はかかりませんが、業者が型を保管する期間があらかじめ決められているケースがほとんどです。

ほとんどの業者は1~2年程度を保管期間に設定していますが、型は使用に伴って劣化するため、もっと早いサイクルで新しい型の制作が必要になる場合があります。


パッケージや書類、リングノートなど身近なものが型抜きの技術によって作られている、紙の加工法の中でも最もメジャーな加工方法です。

通常の印刷に比べるとコストや納期がかかりますが、便利でユニークなデザインで訴求力を上げたい紙素材、紙器には型抜きのご利用がおすすめです。

紙の加工

業務ペーパーでは「型抜き加工」のトムソン加工の他にも、お客様のご要望に合わせてさまざまな紙の加工に対応しております。

「この紙」「こんな形」を実現する「切る」「抜く」「貼る」「包む」をぜひおまかせください。

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