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投稿日:2022.11.13

チップボールとは?独自の用途と価格、規格【貼り箱、表紙の中芯材】

チップボールは板紙(厚手の紙)の種類のひとつです。
同じ板紙である
コートボールなどに比べるとメジャーな紙素材とはいえませんが、独自の用途を持つため、根強い人気があります。

こちらでは、そんなチップボールの特徴について見ていきたいと思います。皆様の今後の紙選びのためのご参考となれば幸いです。

チップボール 商品一覧|業務ペーパー

チップボールとは?

チップボール

チップボール

 

チップボールは、板紙の中でもコートボール等と同じ紙器用板紙というカテゴリに分類されるものです。
基本的には表面、裏面ともに灰色をしており、印刷適性はありません。

チップボールの特徴は、その材料にグレードの低い古紙が使われているということです。新聞古紙・雑誌古紙などを重ね合わせて「多層抄き」と呼ばれる手法で成形していき、厚みをだして丈夫な紙にしていきます。

 

裏白チップボール

裏白チップボール

裏白チップボール

 

チップボールの中には、片面にのみ白色加工を施した裏白チップボールがあります。
パッと見たところ、コートボールと同じものに見えますが、白色面には表面塗工がされてないため、印刷の適正がなく、コートボールと同じような使い方をすることはできません。

裏白チップボール 商品一覧|業務ペーパー

 

紙箱に向いている?

先にもふれた通り、チップボールは紙器用板紙と呼ばれるカテゴリに分類される紙素材です。
多くの方は
「チップボールは紙箱の製造に適した素材なのだろう」と想像されるでしょう。確かに、グレードの低い古紙が使われているといえど、しっかりと厚みはありますし、それほど重くない商品であれば問題なく梱包できそうです。

ですが、実はチップボールは紙器用板紙に分類されながら、紙箱の製造にはあまり適していないという不思議な紙素材なのです。

その理由は、やはりチップボールの見栄えの悪さにあります。
チップボールは表面も裏面も古紙が使われているため、灰色をしており、印刷適性もないのでユーザーの購買意欲をかき立てるような美しい箱をつくることができません。

また、グレードの低い古紙で作られているため、加工の際には注意しないと、折り曲げたところから箱が裂けてしまうといったトラブルも考えられます。

チップボールで箱を作る際には、角をホチキスでとめてホチキス箱にする場合もありますが、こういった紙箱の作り方は手間もコストもかかるため、食材用の箱やティッシュケースなどといった大量生産が前提にある紙箱の製造にチップボールは向きません。

やはり紙箱製造は、丈夫で印刷適性も高いコートボールの独壇場と言えます。

 

厚みを活かした、独自の用途

なんだかチップボールの悪いところばかり書いてしまったようですが…そんなチップボールも、実はあらゆる場所で使われ続けている頼もしい紙素材なのです。

チップボールの根強い人気の理由は、紙の厚みにあります。

チップボールはコートボールに比べると、坪量にして100g/㎡ほど厚みがあるとされています。

坪量、連量、紙厚の違い【紙の厚さの単位、表記をわかりやすく解説】

 

そのため、とにかく厚くて丈夫な紙が欲しい場合にはコートボールよりもチップボールが選ばれることになるのです。

用途の例のひとつとして、補強材が挙げられるでしょう。
ハードカバー(上製本)の本の表紙の芯材にチップボールを使うことで紙の耐久度を上げるわけです。また、写真アルバムの台紙などといった印刷する必要のない分厚い紙が必要な際にも、チップボールが使われることが多いです。

コートボールなどと比べるとまれなケースですが、ものによってはチップボールが箱の材料として好んで使われることもあります。しかも、チップボールでつくった箱は高級食品や贈与品などの貼り箱の中芯、梱包材になることが多いのです。

このような使われ方をする理由も、チップボールの厚さによるものです。
厚みがあるため、灰色の表面さえ見えないようにすれば、コートボールなどに比べても高級感のある紙箱が出来上がります。その場合は、先程紹介した片面白色加工の裏白チップボールを使い、灰色の面には和紙などの高級紙を貼り付け
貼り箱にすることで、さらに高級感漂う印象を演出していきます。

 

チップボールの価格 コストカットは可能?

これまで見てきた通り、チップボールはグレードの低い古紙を材料に作られた紙です。
素材の原価がおさえられている分、価格も安く、チップボールを使えばコストカットができるようにも思われます。

しかし、実際のところチップボールは安さをそれほどウリにできる商品ではありません。特に、コートボールなどに比べると、同じくらいか、ものによってはチップボールの方が割高になるケースも珍しくはないです。

なぜチップボールに比べて良い紙が使われているはずのコートボールとの間に、それほど価格差が生まれないのでしょうか。
その理由は単純で、
コートボールがチップボールに比べてはるかに大量に作られているからです。
供給が多いほど価格は下がるものですが、この場合もその例に漏れません。チップボールは供給の少なさゆえに、よりグレードが高く使いやすいコートボールよりも、ともすれば割高な値段になってしまうのです。

仕上げ目:横目
全紙サイズ800 x 1100mmから必要なサイズに断裁致します。
<ご注意>紙目を指定されないお客様は、短辺×長辺の入力を入れ替えて価格をご確認下さい
短辺800mm
長辺1100mm
仕上げ目:横目
数量:
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
短辺mm
88〜800mm
x
長辺mm
88〜1100mm
※88 × 88mm未満の場合、お問い合わせください。
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
8,344円(税込)

チップボールの規格

最後に、間違いやすいチップボールの規格についてふれておきます。

チップボールのサイズをあらわす際には、A判やB判などといった規格を用いず、L判K判といった規格を用いることが多いです。(もちろん、A4サイズなどでチップボールが売られていることもあります)

チップボールのL判は800×1100mmという大きなサイズです。
K判の方は少しややこしく、
640×900mm650×950mmのふたつのサイズがあります。おそらく、一枚のサイズを適宜切り分けて使うことが多いためにこのような大きいサイズ規格が用いられるようになったのではないかと言われています。

これからチップボールをお求めになる方は、この点にご注意ください。
(業務ペーパーでは2切(800×550mm)、4切(400×550mm)、8切(400×275mm)、オーダーサイズでのご提供となっております)

 

まとめ

以上、チップボールについて紹介させていただきました。

コートボールなどと比べると限定的な用途で、独自の強みをもっているため、根強い人気に支えられている紙素材。それがチップボールです。

今回ご紹介させていただいたようなケースで紙素材がご入用ならば、是非チップボールをご一考ください。


業務ペーパーでは、コートボール、チップボール、黄色板紙など、幅広い紙器用板紙を取り扱っております。

どこよりもお求めやすい価格で、どこよりもお客様にご満足いただけるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

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裏白チップボール 商品一覧|業務ペーパー

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