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投稿日:2024.11.01

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薄葉紙を種類や用途から選ぶ

普通の紙よりも薄くて柔らかい紙の薄葉紙は、主に商品の一次包装や緩衝材として用いられており、日常でも目にする機会の多い紙です。

そんな薄葉紙ですが、似たような特徴を持つ紙や、役割が似ている紙が多数存在します。
それぞれの違いがよくわからず、購入にあたって不安や疑問を感じてしまうかもしれません。

この記事ではそんな疑問を解消するため、薄葉紙のについて似た紙との違い、用途に応じた使い分けなどをついて解説します。
薄葉紙選びにお困りの方や、薄口の紙、梱包用紙などをお探しの方はぜひ最後までご覧ください。

薄葉紙 商品一覧|業務ペーパー

薄葉紙の用途

薄葉紙

薄葉紙は、とても薄い紙を指す総称として用いられている言葉です。
商品の一次包装や緩衝材など、梱包材として利用されています。

表面塗工のない薄葉紙は、食品対応紙として利用されることも多く

  • お菓子やケーキの敷き紙
  • ドーナツの包み紙
  • 天ぷら紙

など飲食店での活用も一般的です。

印刷適性が高い薄葉紙は、カラフルなラッピングシートや、オリジナルブックカバーの作成も可能です。

和紙テイストの薄葉紙なら、

  • ひな人形の包み紙
  • 日本酒のラベル
  • 瓶詰食材のかぶせ紙

などで高い人気を誇ります。

このように、薄葉紙は幅広い用途を持つメジャーな紙素材です。

ただ、似たような紙が多く、購入にあたって混乱を招きやすい紙でもあります。

薄葉紙とは?梱包材、包装紙での使い方と通販価格

薄葉紙の定義とは?

実は、薄葉紙には明確な定義があります。

JIS規格では、坪量40g/㎡以下のものが薄葉紙とされています。
オフィスなどで使う一般的なコピー用紙の坪量は64~68g/㎡程度です。それよりさらに薄い薄葉紙は、透かして向こう側がぼんやりと見える薄さです。

素材や製法については明確に定義されておらず、特定のメーカーによってブランド化されていることもありません。

つまり、「薄葉紙」とは特定の紙の種類や銘柄を指しているわけではなく「極端に薄い紙はすべて薄葉紙」ということになります。

 

薄葉紙の種類

とはいうものの、実際には薄葉紙として扱われる紙はいくつかの種類に絞られます。

中でも、「純白ロール」「トレーシングペーパー」「グラシン紙」「パラフィン紙」あたりは特に薄葉紙として扱われることの多い紙です。

この3つは、代表的な薄葉紙ですので、包装紙や掛け紙、緩衝材などをよく使う方なら、おさえておいて損はありません。

 

純白ロール

純白ロール

純白ロールは、最もオーソドックスな薄葉紙です。

非塗工のパルプ用紙で、名前の通り表面の白色度が高めです。印刷適性があり、紙力も強いため、定番の包装紙の定番です。

筆記性をいかして製図用紙として使われたり、他にも食品対応紙や花束の掛け紙と、とにかく用途の幅が広い紙です。

薄口の包装紙なら、まずは純白ロールを選んでおけば間違いないでしょう。

純白ロール 商品一覧|業務ペーパー

純白ロール紙とは?特徴や用途、印刷品質【食品、衣料品の包装用紙、製図用紙】

 

トレーシングペーパー

トレーシングペーパー

トレーシングペーパーは、複写(トレース)用の紙として販売されている薄葉紙です。

創作や設計に携わる方の間ではおなじみのトレーシングペーパーですが、製図や複写以外にも、

  • オリジナルブックカバー
  • チラシ、フライヤー
  • 席次表
  • メニュー表
  • お車代用封筒の帯紙

など、幅広いシーンで使われている人気商品です。

淡く透けるトレーシングペーパーの印刷物は、強い印象を与えつつも上品さを損ないません。特別感、高級感の演出では、高いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

グラシン紙と製法や特徴が似ているのですが、トレーシングペーパーの方が厚みがあり、コシも若干強めなことが多いです。

トレーシングペーパー 商品一覧|業務ペーパー

 

グラシン紙

グラシン紙は、紙の原材料に高い圧力をかけ、薄く引き伸ばすことで平滑性を加えた紙です。
表面は透明度が高く、触るとシャリシャリとした質感が感じられます。

耐水性、耐油性が高いため、食品の包材としてよく用いられます。

特に人気が高い用途は、

  • ケーキなど洋菓子
  • 揚げ物
  • パンなどの包み紙・敷き紙

などです。
ただし、ハンバーガーなど食べている最中に液体がこぼれやすい食品用の包材としては若干心もとないので、使用する際はご注意ください。

もちろん、食品以外の包材としての利用も可能です。

印刷適性もあるため、グラシン紙に印刷したラッピングをデザインすることができます。

 

パラフィン紙

パラフィン紙は、紙を形作る繊維の間に透明度の高い液体をしみ込ませる、「含浸(がんしん)」という技術によってつくられる紙です。この製法によって、薄くて透明度の高い紙が出来上がります。

加工によって、パラフィン紙は高い耐水性と紙力を備えています。
この特徴をいかして薬剤、機械部品、刃物、汁気の多い食品の包材などに利用されています。

ただし、製造に手間がかかるため、他の薄葉紙と比べてコストが高めになります。

 

「薄葉紙」が個別の商品として販売されているケースも

薄葉紙は薄口の紙の総称であり、「紙の薄さ」以外には明確な定義がありません。

そのため、純白ロールやグラシン紙といった薄口の紙を代表する商品が薄葉紙として取り扱われています。

ただ、「薄葉紙」という名称や、紙の持つイメージから商品を探すユーザーを考慮してか、多くのメーカーや販売店では上述したような用紙とは別に、薄葉紙が個別の商品として取り扱われています。

業務ペーパーでも、薄葉紙を「とても薄い紙に対するニーズ」に応える商品として、個別に販売させていただいております。

薄葉紙

薄葉紙 商品一覧|業務ペーパー

厚みは坪量(14g/㎡)と、業務ペーパーで扱っております純白ロールやトレーシングペーパーと比べてもかなり薄めです。
ラインナップは「544mm×788mm/2000枚」「544mm×392mm/4000枚」「392mm×272mm/8000枚」の3パターンです。いずれも、148,500円にて販売しております。

仕上げ目:横目
全紙サイズ544 x 788mmから必要なサイズに断裁致します。
<ご注意>紙目を指定されないお客様は、短辺×長辺の入力を入れ替えて価格をご確認下さい
短辺544mm
長辺788mm
仕上げ目:横目
数量:
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
短辺mm
88〜544mm
x
長辺mm
88〜788mm
※88 × 88mm未満の場合、お問い合わせください。
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
14,850円(税込)

業務ペーパーでは、他にも薄口の紙、包装紙、薄く透ける紙などをお値打ち価格で取り扱っております。ご入用の際は、ぜひご利用ください。

包装用紙 商品一覧|業務ペーパー

透ける紙 商品一覧|業務ペーパー

まとめ

薄葉紙は、「薄い紙全般を指す言葉」として認識されているため、同一の商品であってもサイトによって薄葉紙のカテゴリに入っていたりいなかったり、個別に「薄葉紙」という商品が売られていたりして、なかなかややこしいです。

また、品名によって厚みや対応できるサイズ、販売枚数や価格帯が異なっているケースも多いです。
薄葉紙を購入する際には、このような点に注意しつつ、ニーズに合った商品を選ぶようにしましょう。

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