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投稿日:2024.04.05

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合紙(ごうし)とは?間紙との違い、強度やコストについて解説

業務ペーパーでは、紙の販売以外にも加工や印刷など、さまざまなサービスを取り扱っております。
この記事では、そのうちのひとつ合紙(ごうし)についてご紹介します。

よく似た言葉「合紙、間紙(あいし)」との違いや、合紙を行うメリットや実例などを解説します。ぜひも最後までご覧ください。

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合紙とは?

合紙(ごうし)とは、紙同士を張り合わせる加工法のことです。別名「貼合(てんごう)」ともいいます。

主に、薄い紙に板紙のような強度を持たせたい時に合紙による加工が行われます。

「紙を貼り合わせる」というと一見簡単なようにも思われますが、薄手の紙をシワなどが残らないように綺麗に張り合わせることは、手作業ではなかなか難しいものです。大量に作るとなると途方もない手間と時間がかかってしまいます。

合紙には「合紙機」と呼ばれる機械での加工が一般的です。
業務ペーパーでも合紙のお依頼に合紙機を使い、加工した製品をお客様のもとにお届けしております。

 

合紙(あいし)との違い

合紙(ごうし)に似た言葉に「合紙(あいし)」があります。

このふたつ、読み方以外はまったく同じなのですが、それぞれが意味するところはまったく違います。

合紙(ごうし)は紙を貼り合わせる加工法を指すのに対し、合紙(あいし)は刷り上がった印刷物の間に挟む紙を指します。紙の数量の目安としたり、裏移りを防止しするために使われます。

ややこしいので「間紙(あいし/あいがみ)」と表記されることもあります。漢字の意味からしても、こちらの方がイメージに近いかもしれませんね。

 

合紙(ごうし)の強度とコスト

合紙を行うメリットは、印刷物に強度を持たせられることです。
合紙をによって、その紙にはない厚みが生まれ、紙の用途が広がります。

特に、ファンシーペーパーなどの特殊紙には薄手の商品展開が多いのですが、合紙を行うことで段ボールなみの強度を持つ印刷物に仕上げることができます。

また、コストを抑える目的で合紙加工が施されることもあります。
特殊紙や高級紙は厚手のものは価格が高くなるため、合紙加工をした方が安く済ませられるケースも多いのです。

ほかにも、裏白チップボール(片面がコーティング加工されたコートボール)を張り合わせることで両面に印刷適正を持たせる方法もあります。

 

合紙の用途例

合紙は、紙を頑丈にして使いたいシーンで数多く利用されています。

代表的なところだと

  • POP
  • 値札
  • 名刺
  • 絵本
  • パッケージの制作

などといったところが挙げられるでしょうか。ほかにも、合紙はいろいろなところで利用される実に用途の広い加工法です。

上の画像は、業務ペーパーで実際に制作した合紙加工の例です。

上の紙(青色)は、特殊紙「マーメイド」の間に3枚合紙のカード紙を張り合わせて強度を増しています。
下の紙は、裏白チップボールを2枚張り合わせたものです。

どちらも、一見したところでは張り合わせた跡が分からないのではないでしょうか。
このような綺麗な仕上がりは、合紙機による加工ならではです。


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特殊紙に合紙を組み合わせた頑丈な印刷物や、合紙によるコストカットにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

業務ペーパーでは、合紙のほかにもトムソン加工による切り込みや型抜き、特色印刷、オリジナルのミシン目入り用紙など紙の加工・印刷に対応しております。

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