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投稿日:2023.11.01

ブンペルの質感や厚さ、使用例と購入価格【ファインペーパー】

ラフな手触りと素朴なカラーバリエーションが特徴のファインペーパー「ブンペル」をご紹介します。

じゅうぶんな厚みを持ちながら、軽くて扱いやすいブンペルは、名刺やカード類をはじめとして、幅広い用途でお使いいただけます。特に、レトロな雰囲気を好む方なら、この紙の魅力をより一層感じていただけるのではないでしょうか。

ブンペルの特徴や質感、どんな用途に使われるのか、購入価格などをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

ブンペル 商品一覧|業務ペーパー

ブンペルとは?

ブンペル

ブンペルは、王子エフテックスで製造されているファインペーパーのひとつです。

開発には日本を代表するアートディレクター寄藤文平(よりふじぶんぺい)氏が携わり、「親しみやすい紙」をコンセプトにデザインされました。

ちなみに、「ブンペル」というちょっと変わった名前は「文化」「ペーパー」「パル(友人)」という言葉を組み合わせてつけられたそうです。

ブンペルの特徴

ファインペーパーは強い個性をもった紙が数多く存在しますが、その中においてブンペルは異質といっても良いほど素朴な見た目をしています。

色合いは私達が普段からよく目にするようなクラフト紙や段ボールに近く、「特別な紙」といった印象はあまり受けません。

カラーバリエーション

カラーバリエーションは6色。

  • ホワイト
  • ナチュラル
  • クラフト
  • ソイル
  • ダンボ
  • バーク

どれも落ち着いた色味で、ビビット系、パステル系を問わず「色系」のカラーはブンペルには存在しません。

質感、厚み

実際に触ってみるとラフでありながらどこか手に馴染むような心地よい手触りが感じられ、普段使いの紙よりもさらに親しみやすい印象を覚えます。

また、ブンペルは紙繊維の密度が低いため、従来の紙と比較すると同じ厚さでも軽く、とても扱いやすいです。連量55kg、75kg、95kg、175kgの4種類の厚さがあります。

連量 厚さ
ブンペル 55kg 0.1mm
ブンペル 75kg 0.15mm
ブンペル 95kg 0.17mm
ブンペル 175kg 0.33mm

印刷、筆記性

ブンペルは筆記性が高く、鉛筆や水性ペンでの筆記はもちろん、スタンプの押印も可能です。
表面塗工のないラフな質感の紙であるため、印刷適性は高くないといわれがちですが、カラー印刷では色が沈んでどこかレトロな仕上がりになります。

こういった味のある印刷の方がむしろ好みだ、という方も多いのではないでしょうか?

 

このようにブンペルは幅広い用途において扱いやすく、まさに「親しみやすい」というコンセプトを体現したような紙です。

「派手な特徴はないけど、誰でも使えて、なぜかずっと使いたくなる紙」
ブンペルという紙の魅力を一言で表すなら、こういった表現が当てはまるのではないでしょうか。

ブンペルの用途、使用例

ブンペルはどのような用途で使われているか、具体的な例をいくつか見てみましょう。

名刺

ファインペーパーは名刺用の紙として高い人気を誇りますが、ブンペルもその例にもれません。

軽くて手触りの心地よいブンペルの名刺は受け取り手に親しみやすい第一印象を与え、今後の良い関係づくりの第一歩となってくれるでしょう。

クラフト色のベースに黒で印刷するだけでも、キリっと引き締まったとてもスマートな印象に仕上がります。

ブンペルは箔押、エンボス加工に対応できるので、ワンポイントで会社名やロゴを際立たせて、一気に特別感のある「凝った名刺」に仕上げることも可能です。

名刺と似た用途として、喫茶店や美容院などでショップカードとして導入されているのもよく見かけますね。

カード系で利用では175kg(厚さ0.33mm)をおすすめします。(官製ハガキより少し薄いくらいの厚さです)

お店のメニュー表

カラーによってはまるでコルクボードのような色合いのブンペル。
このナチュラルな雰囲気は、お店のメニュー表にもよくマッチします。

細かい文字もきれいに印刷できるブンペルは、メニュー表との相性が良い紙です。

先にも少しふれた通り、表面塗工がないためにカラーの発色にはあまり期待できませんが、お店の雰囲気によっては沈んだ味のある印刷がむしろメニューの魅力を引き立ててくれることもあるでしょう。

特にカフェやサロン、エスニック系のレストラン等でブンペルのメニュー表がよく使われている印象です。

メニュー表としてなら、75kg(厚さ0.15mm、コピー用紙と同じくらい)、95kg(厚さ0.17mm、ポスターと同じくらい)あたりのものがまずは候補にあがるでしょうか。

パッケージ

商品のパッケージにもブンペルはよく使われます。

主張の激しくないブンペルは、ワンポイントの凝った印刷や箔押し、切り抜きなどが映え、商品の魅力を引き立てるとても上品なデザインに仕上がります。

クラフトベースのカラーはオーガニック系の食品や化粧品などと相性がよく、こういった商品のパッケージとしてはSDGsの観点からFSC認証紙であるブンペルが選ばれるケースもあります。

パッケージとしては175kg(厚さ0.33mm)が使われることが多いようです。強度を考えると、比較的小さい箱のパッケージが適しています。

また、より薄手のものを包装紙のようにして使うこともあるようです。

 

以上、ブンペルの用途について3点紹介させていただきました。

他にも、高い筆記性をいかせるメッセージカードやスタンプカード、DM、書籍の装丁、ポスターなどなどブンペルは実に幅広い用途を持っています。

軽くて扱いやすいブンペルはファインペーパー初心者の方にも安心しておすすめできる良い紙です。
「個性的な紙に興味はあるけれど、まだ使ったことがない」という方はまずはブンペルから始めてみてはいかがでしょうか?

ブンペルの購入価格

ファインペーパーは私達が普段目にするコピー紙などと比べるとかなり割高な高級紙です。

竹尾の公式サイトを見ると、ブンペルの価格指標は「1,2」あたりに設定されています。(竹尾の代表的なファインペーパーヴァンヌーボV-FSの価格指標を「1」とした場合です。)

仕上げ目:横目
色一覧はこちら
全紙サイズ788 x 1091mmから必要なサイズに断裁致します。
<ご注意>紙目を指定されないお客様は、短辺×長辺の入力を入れ替えて価格をご確認下さい
短辺788mm
長辺1091mm
仕上げ目:横目
数量:
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
短辺mm
88〜788mm
x
長辺mm
88〜1091mm
※88 × 88mm未満の場合、お問い合わせください。
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
4,620円(税込)

業務ペーパーでもファンシーペーパー(ファインペーパー、特殊紙)を取り扱っており、例えばブンペル95kgのA4サイズ100枚が4,620円(税込)にて販売させていただいております。

1枚あたり約46円と、割高に感じてしまいますが、ファインペーパーの中ではそこまで高いというわけでもありません。むしろ、どちらかと言えばコスト的にも採用しやすく、その点もファインペーパー初心者の方におすすめできる一因となっています。

 

親しみやすい素朴さの中にも高級紙としての確かなクオリティが感じられるファインペーパー、ブンペル。
ブンペルが気になったという方は、是非とも業務ペーパーをご利用下さい。オーダーカットや加工にも対応しております。

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