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投稿日:2023.11.05

フリッターの特徴や価格【もこもこ、ふわふわの紙】

もこもことした不思議な質感が特徴のファンシーペーパー「フリッター」。

雲や羊毛フェルトを思わせるような独特なテクスチャを持つフリッターは、その唯一無二といっていい強い個性から多くのファンを持っています。そんなフリッターの特徴とその魅力、用途や購入価格などをご紹介いたします。

フリッター 商品一覧|業務ペーパー

フリッターの特徴、質感

フリッターは1991年に平和紙業より発表されたファンシーペーパーです。

発売後、度々リニューアルされており、リニューアルの度にカラー、厚みのバリエーションが増えて現在のラインナップは54種にものぼります。

そんなフリッターの最大の特徴は、他のファンシーペーパーと比べても一線を画す独特のラフな風合い

「ふわふわ」「もこもこ」と表現されるこの紙の表面は、柔らかでとても手触りよく、いつまでも触っていたくなるような心地よさが感じられます。

名前の由来

「フリッター」という名前はそのふわふわもこもこした凹凸感が洋風の揚げ物(FRITTER)を連想させることから命名されたそうです。

揚げ物と聞くと、パン粉のサクサクとしたイメージが浮かびますが・・・。
FRITTERは揚げ衣にメレンゲを加えるので、コロッケなどとは違ったふわっとした見た目をしています。

カラーバリエーション豊富なフリッター

個性的な質感とあわせてフリッターの特徴とされるのが豊富なカラーバリエーションです。

ホワイト系、黒系、クラフト系など落ち着いた色合いを11色ラインナップされています。
2018年のリニューアルで、パステル系カラー5色が追加されました。

 

カラー名もかなり凝ってつけられています。
例えば「サクラピンク」なんて、日本人なら名前を聞いただけで色味のイメージが鮮やかに目の前に浮かんでくるような素敵な名前ですね。

実際、サクラピンクのフリッターを手に取ってみると、その色合いは慣れ親しんだソメイヨシノの花びらの色そのもの。

パステルカラーが追加されたことで、用途がさらに広がり、より多くの場面で使われる紙となった印象があります。

フリッターの厚さ

フリッターは厚さのバリエーションも多く、現在10種類の厚さがあります。

連量 厚さ
フリッター70kg 約0.14mm
フリッター90kg 約0.17mm
フリッター110kg 約0.22mm
フリッター135kg 約0.24mm
フリッター160kg 約0.28mm
フリッター180kg 約0.38mm
フリッター200kg 約0.37mm
フリッター220kg 約0.41mm
フリッター360kg 約0.66mm
フリッター440kg 約0.77mm

厚みによって販売のない色があり、90kg、135kg、180kg、220kgは11色全てのカラーバリエーションが揃っています。

フリッターはどんな用途に使われている?

続いて、フリッターの使用例について、いくつか紹介しましょう。

名刺

フリッターの用途として、一番人気なのはやはり名刺です。

上質紙とは明らかに違う、特徴的な質感のフリッターなら、誰が見ても一目で分かる「凝った名刺」に仕上げることが可能です。

その独特な手触りから受け取り手は強いインパクトを受けること請け合い。あなたの第一印象はより強く記憶されるでしょう。

 

また、厚みが出るほどフリッター独特のラフな手触りがより強く感じられるので、その点でも名刺との相性は抜群です。

 

もちろん、エンボス、箔押しといった特殊な加工にも対応可能。
豊富なカラーバリエーションをいかしてイメージの幅を広げられるのも嬉しいところですね。

 

ちなみに、名刺として使用するなら通常は連量180kg前後から選ばれることが多いですが、フリッターはその特徴からか連量200kg、220kgのものがよく使われているようです。

書籍の装丁

本の装丁にもフリッターはよく使われます。
カバー、帯、見返し、とびら等の材料としてフリッターは人気があります。

 

用途の性質上、あまり分厚いものは使えませんが、薄手のフリッターにはまるで和紙のようなごわっとした質感があるため、日本の歴史や文化について書かれた書籍の装丁等によく使われています。

また、高級感を演出するための素材として選ばれることもあるようです。

書籍づくりの素材としてフリッターは幅広い層から一定の人気を得ているといえます。ソフトカバーの本なら、表紙を厚手のフリッターでつくることもあります。

パッケージ

フリッターは高い耐久性を持つ丈夫な紙でもあります。
その強みをいかして、商品のパッケージに採用されることもあります。

 

どちらかというと印刷の少なめのデザイン、瀟洒で上品な雰囲気のパッケージに使われやすい印象です。

ブランド名やロゴをワンポイントで箔押した印刷でパッケージにするブランド商品もあるようです。

 

印刷内容に多くの情報を盛り込まなくとも、独自の質感を持つフリッターなら一度手に取っただけですぐに特別感、高級感が伝わる素敵なパッケージをつくることが可能です。

2018年に優しくておしゃれな色合いのパステルカラーが追加されたことで、女性向けの商品にフリッターのパッケージが使われることも多くなってきました。

 

他にも、商品タグやメッセージカード、店頭POPなど、さまざまな場面でフリッターは使われています。

基本的には厚口での利用が多い紙ですが、和紙のようにも感じられる質感をいかして和食レストランのメニュー表に使われることもあるようです。

フリッターの価格

最後に、フリッターの購入価格についてふれておきます。

フリッターはファンシーペーパーと呼ばれる特殊紙であり、普通の紙と比べるとかなり割高です。

仕上げ目:横目
色一覧はこちら
全紙サイズ788 x 1091mmから必要なサイズに断裁致します。
<ご注意>紙目を指定されないお客様は、短辺×長辺の入力を入れ替えて価格をご確認下さい
短辺788mm
長辺1091mm
仕上げ目:横目
数量:
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
短辺mm
88〜788mm
x
長辺mm
88〜1091mm
※88 × 88mm未満の場合、お問い合わせください。
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
9,900円(税込)

業務ペーパーでは、名刺に人気の高い連量220kgのフリッターを、A4サイズ100枚9,900円(税込)で販売しております。

1枚あたり約99円ということになりますので、普段使いの紙の価格帯とはかなりの隔たりがあります。
用途をしっかり決めて、計画性を持って使ってこそ生きる紙と言えるでしょう。

 

もちろん、サイズや厚みによってもコストは変わってきます。
業務ペーパーでは全ての厚みのフリッターを定型サイズ、オーダーサイズでご提供しておりますので、ご入用の際には是非ともご利用ください。

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