send用途・イメージから探す

投稿日:2026.09.10

カテゴリ

間紙とは?読み方や用途、合紙との違いをわかりやすく解説

間紙(あいし、あいがみ)とは、まとまった紙や製品の間に挟んで使う紙のことです。
印刷物を一定の部数ごとに区切る目印として使われるほか、傷や汚れ、インキの裏移りを防ぐ保護材としても用いられます。

日常生活ではあまり耳にしない言葉ですが、紙や印刷に関わる仕事では頻繁に登場する用語です。

この記事では、間紙の意味や具体的な用途に加え、混同されやすい「合紙」との違いについても整理して解説します。

合紙の商品一覧|業務ペーパー

包装用紙の商品一覧|業務ペーパー

間紙とは?基本の意味と読み方

間紙は「あいし」または「あいがみ」と読み、文字どおり、まとまった紙の間に挟む紙を指します。最も代表的な用途は、印刷物を一定の部数ごとに区切るための目印として使うケースです。

たとえば、3,000部のチラシを印刷したとします。これだけの量をひとまとめにすると、「ここまでで1,000部」といった部数ごとの区切りが分かりにくくなってしまいます。

そこで、500部や1,000部など、あらかじめ決めた数量ごとに別の紙を挟んでおきます。これが「間紙」です。

間紙を目印にすることで印刷物の部数を確認しやすくなり、その後の仕分けや梱包、発送作業もスムーズに進められます。

 

間紙の主な用途5つ

間紙は、部数の区切り以外にもさまざまな場面で使われています。ここでは代表的な用途を5つご紹介します。

 

1. 印刷物同士の汚れや傷を防ぐ

間紙には、印刷物を保護する役割もあります。

印刷物を重ねた状態で運搬・保管すると、紙同士が擦れて傷がついたり、印刷面に汚れが付着したりすることがあります。印刷物の間に間紙を挟むことで、紙同士が直接触れるのを防げます。

特に、表面に加工を施した印刷物や、傷・汚れを避けたい印刷物を扱う場合に有効な使い方です。

 

2. インキの裏移りを防ぐ

印刷直後など、インキが完全に乾いていない場合には、インキが別の紙に付着する「裏移り」を防ぐ目的でも間紙が使われます。

特に、インキが乾きにくい特殊紙の印刷では、間紙の役割が重要になります。

現在はUV印刷の普及などにより、裏移りを防止する目的で間紙を入れるケースは少なくなっています。

 

3. 紙や作品の保護材にする

間紙は、紙そのものを保護するための仕切りとしても使われます。

たとえば、絵画や版画など紙を支持体とする作品の保管には、作品と作品の間に薄い紙を挟み、表面同士が直接触れるのを防ぎます。

こうした作品は、保管環境や物理的な接触によって汚れ、傷、変色が生じることがあるためです。この用途では、一般的な紙ではなく、保存対象に適した中性紙などの専用保護紙が間紙に使われることもあります。

 

4. 遊び紙として使う

本の表紙をめくると、何も印刷されていない無地のページがある——そんな経験はないでしょうか。

これは「遊び紙」と呼ばれるもので、広義では間紙の一種とされています。

遊び紙は主に装飾や作品の雰囲気づくりのために用いられるため、和紙系の特殊紙や薄葉紙、ファンシーペーパーなどの高級紙が選ばれることが多くあります。

ファンシーペーパー、特殊紙の商品一覧|業務ペーパー

薄葉紙の商品一覧|業務ペーパー

 

5. 製品の間に挟む

間紙は、印刷や製本以外の業界でも使われる言葉です。

たとえば工業分野では、機械のパーツや工具の間に挟む紙という意味で用いられます。間紙を挟むことで、傷・結露・静電気といったトラブルから製品を守れます。

工業以外でも、皿・小鉢・重箱などを重ねる際に、傷をつけないよう間に挟む紙といった意味で使われることもあります。

 

間紙と合紙の違い

間紙とよく混同されるのが「合紙」です。

結論から言うと、「合紙(あいし)」は間紙とほぼ同じ意味ですが、「合紙(ごうし)」と読む場合はまったく別の意味になります。

 

用語 読み方 意味
間紙 あいし、あいがみ 紙や製品の間に挟む紙
合紙 あいし 間紙と同じ。印刷物の間に挟む紙
合紙 ごうし 2枚以上の紙を貼り合わせて1枚にする加工方法

 

合紙(あいし)は間紙と同じ意味

合紙を「あいし」と読む場合は、印刷物の間に挟む紙を指します。目印にしたり、インキの裏移りを防いだりと、間紙とまったく同じ使われ方をします。

現場によって「間紙」と呼ぶか「合紙」と呼ぶかが分かれるため、どちらの呼称も覚えておくと発注時のやり取りがスムーズです。

 

合紙(ごうし)は紙を貼り合わせる加工方法

一方、「ごうし」と読む場合は、2枚以上の紙を貼り合わせて1枚にする加工方法を指します。

主に、薄手の高級紙をボール紙などと貼り合わせて強度を高める目的で用いられます。パッケージや台紙など、厚みと高級感を両立させたい印刷物でよく採用される手法です。

合紙は、字面は同じでも「あいし」「ごうし」と読み方によって意味がまったく異なるため、打ち合わせや発注の際は文脈に注意しましょう。

合紙(ごうし)とは?間紙との違い、強度やコストについて解説

間紙と混同されやすいその他の用語

間紙には、合紙のほかにも意味の近い言葉があります。

 

保護紙

保護紙は、美術品などを劣化から守るために使用される紙のことです。

前述のとおり、この用途の紙も間紙と呼ばれることがあります。
ただし、間紙が「作品の間に挟む」用途に限定されるのに対し、保護紙は作品を包んだり緩衝材として使ったりする紙まで含む、より広い概念である点が違いです。

 

敷き紙

敷き紙は、物の下に敷いて使う紙のことです。

用例は幅広く、食品から衣類、工業用品まで多岐にわたります。間紙とは異なる言葉ですが、用途や使われる紙の種類が似ているため、しばしば混同されます。

 

まとめ

間紙(あいし・あいがみ)は、印刷物を一定の部数ごとに区切ったり、紙や製品を傷・汚れから守ったりするために使われる紙です。印刷業界だけでなく、美術作品の保管や製本、工業製品など、さまざまな場面で活用されています。

  • 間紙:紙や製品の間に挟む紙
  • 合紙(あいし):間紙とほぼ同じ意味、使われ方
  • 合紙(ごうし):紙を貼り合わせる加工方法
  • 保護紙:劣化から守る紙全般(間紙より広い概念)
  • 敷き紙:物の下に敷く紙

紙を扱う機会が多い方は、こうした用語の違いを押さえておくと、発注や現場でのやり取りがより正確に進められるでしょう。

 紙製品のご購入、加工のご相談お待ちしております|紙の通販 業務ペーパー

大ロットでのご注文やお見積もり、また商品に関するご不明な点等ございましたら下記よりお気軽にご連絡ください。

記事一覧に戻る

search紙の種類や
用途・イメージから探す

さまざまな用途に応じた紙をご用意しております。
ご不明な点などございましたら、電話・メール等でお気軽にお問い合せください。

search絞り込み