奉書紙（ほうしょし）とは？選び方、サイズや厚み、通販価格

入学式や卒業式、結婚式や記念日の催し・・・人生の節目節目を彩る重要な場面には、普段使うものとはちょっぴり違った高級感のある「紙」の存在が欠かせません。

こちらでは、そんな人生の重要な場面に欠かせない大切な和紙「奉書紙（ほうしょし）」についてご紹介します。

奉書紙の商品一覧｜業務ペーパー

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奉書紙とは？

奉書紙（ほうしょし）とは、大切な情報を記し、伝えるための和紙のことです。
現在では日常のさまざまなシーンで使われるポピュラーな奉書紙ですが、その起源は古く、室町時代にまでさかのぼると言われています。

そもそも奉書紙とは、文字通り「奉書（武家時代、将軍の命をうけて書かれた文書）」をあらわすために使われてきた公文書用紙全般を指す言葉でした。それが、時代が下るにつれて武家以外にも用途が拡大し、儀礼や神事の際の祝詞などにも用いられるようになったと言われます。

奉書紙の用途、利用シーン

現代においては、結婚式の案内状や挨拶状、展示会などの催し物の案内、食事会のメニュー、金封、掛け紙、習字・版画用紙としてなど、実に幅広い用途に沿って奉書紙が用いられています。「奉書紙」という名前そのものは聞き慣れないという方でも、きっとこれまでに、そういった場面で何度も奉書紙にふれてこられたのではないでしょうか。

種類、選び方について

ご紹介した通り、現代では実にさまざまな場で奉書紙が使われています。

「こういう使い方をしなければならない！」というような限定的な用途があるわけでもないので、大切な思いを伝えたい気持ちさえあれば、日常のどんなシーンにおいても高級感のある奉書紙の使用はおすすめできます。

ただし、奉書紙と一口に言っても、素材やコスト帯によってさまざまな種類が存在するので、選ぶ際には注意が必要です。

楮原料の高級奉書紙

もともと奉書紙は、将軍の命を伝える公文書としての性質上、強くて丈夫な和紙が使われてきました。

昔の奉書紙は、楮（こうぞ）を原料として、職人の手で一枚一枚丁寧に製造する「手漉き」と呼ばれる方法でつくられたと言われています。和紙がそれほど簡単に手に入らなかった時代において、奉書紙は非常に貴重なものでした。

現代においては、昔ながらの楮を原料としてつくられる奉書紙はブランド品としての地位を確立しています。たとえば、16世紀末より越前国（現在の福井県）にて製造されてきた歴史ある奉書紙「越前奉書」などが有名です。

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パルプ製の綺麗で丈夫な奉書紙

ひるがえって現代では、パルプでつくられた白くて丈夫な奉書紙が広く普及しています。

パルプを原料とするため、日本古来より伝わる和紙とは別物ですが、独特の模様や、表面がつるつるで裏面がざらざらするといったようないわゆる「和紙らしさ」をしっかりと表現した紙製品が多く、婚礼や祭礼などといった重要な場面であっても、和の雰囲気を尊重しつつ、大切な思いを伝えるための奉書紙として遜色なく使っていただけます。

また、デザインや厚みなども幅広く、用途に沿って手軽なコストでさまざまな奉書紙をそろえることができるため、人気の製品です。

奉書紙のサイズ、厚み

奉書紙にはA判、B判、四六判、菊版など一般的な紙の定形サイズの他にも、和紙特有のサイズ展開で販売している会社もあります。

業務ペーパーではA4、A3、B5、B4の4サイズの奉書紙を下記表の厚みでご注文いただけます。
定形サイズの奉書紙だけでなく、オーダーサイズのカットにも対応しております。

奉書紙のオンライン通販　価格について

紙の通販 業務ペーパーでは、楮原料の高級品からパルプ原料の奉書紙まで、様々な和紙製品をお取り扱いしております。
「こんな種類の奉書紙や和紙はありませんか？」といったようなお問い合わせも大歓迎ですので、奉書紙をお入用の際はぜひおまかせください。

例えば、A4サイズの奉書紙90kg（厚さ0.18mm）は100枚入りが3,186円（税込）でお求めいただけます。

他にも、和紙、和紙風の紙を多数取り揃えております。利用シーンに合わせた和紙のご購入や選び方、加工などぜひ弊社までお問い合わせください。

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