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投稿日:2021.12.02

和紙の種類と特徴、選び方、通販価格について

和紙とは?

和紙とは、日本古来の材料と手法で漉かれた紙材全般のことを指します。

習字用の半紙や障子紙などでお馴染みの、表はつるつるとし、裏はざらざらとするあの独自の触感が特徴的です。

どこか温かみを感じる柔らかな質感、西洋紙に比して格段に高い保存性、伝統的な漉き手法により演出される様々な美しい模様などといった和紙固有の要素は、印刷物や習字用の半紙ばかりではなく、照明器具をはじめとする暮らしを彩るインテリア用品や、ラッピング用の包装紙としても人気があります。

和紙 商品一覧|業務ペーパー

和紙の種類と、それぞれの特徴

伝統的な和紙

日本古来より伝わる伝統的な和紙の製造には、麻、楮(こうぞ)、雁皮(がんぴ)、檀(まゆみ)、苦参(くじん)、三椏(みつまた)、フキ、マニラ麻などといった材料が使われ、「流し漉き」という手法によって一枚一枚、職人の手で丁寧に作られます。

これらの原料は繊維が長くしっかりしているので、出来上がった和紙は破れにくく、非常に丈夫です、また、和紙は丈夫なだけでなく「保存性が非常に高い」ということでも知られています。一般的に、木材パルプから作られる西洋紙は100年ほどで寿命を迎えると言われていますが、和紙ならばなんと1000年という長い年月に耐えることも可能です。

そのため、和紙は日本画用紙や木版画用紙などといった、後世に残したいものを記すための支持体として、芸術に携わる方々を中心として独自の需要を誇ってきました。

装飾和紙

友禅柄などの美しい模様が入った装飾和紙も人気があります。

こういった和紙は「漉き模様」という手法を使って製造され、代表的なものには、友禅柄の入った「友禅紙」、幾何学的な繰り返し模様が特徴の「板締紙」、漉きの際に水圧を利用して作られる「レース紙」などがあります。

これらの和紙は、例えば友禅紙なら人形制作やインテリア、板締紙ならちぎり絵や貼り絵、レース紙ならラッピング用の包装紙…といった風に、やはりアート方面、インテリア方面で高い人気を誇ります。

機械漉きによって生産される和紙

障子紙や習字用の半紙などは、私達の生活に身近なものであり、大量に消費されるものでもあります。

このような比較的需要の多い和紙は、昨今では化学繊維を主原料として、機械で大量に生産されるのが一般的です。和紙特有の丈夫さ、保存性の高さは失われてしましますが、生産性が高いため、コストをおさえて大量に入手できる点にメリットがあります。

機械漉き奉書紙ちぎり面

機械漉き奉書紙 ちぎり面

和紙の選び方

以上ご紹介したように「和紙」と一口に言っても様々な種類が存在し、見た目も用途もコストもそれぞれで大きく違います。和紙を選ぶ際には、まずは目的に従って適切な種類を見極めることが肝要となります。

伝統的な原料、製造法に沿って作られる和紙は、丈夫で長持ちする代わりに、一枚一枚の製造に手間と時間がかかるため、その分コストも高めです。

一方で、障子紙などに使われる和紙は化学繊維と機械技術をもって大量生産されるため、安い価格で手に入れることができます。もちろん、インテリアにこだわりたいという方であればコスト面重視の品ばかりではなく、100%楮(こうぞ)で作られた伝統的な障子紙や、楮の黒皮(粕、塵などと呼ばれる)を混ぜて漉かれた「カス紙」と呼ばれる高級障子紙などもオススメです。

友禅紙やレース紙といった装飾和紙も、製造の手法や模様の複雑さ、発色によって様々なコスト帯のものが存在します。

以下に一例として、代表的なニーズに沿ったそれぞれの和紙選びのポイントについて、ご紹介させていただきます。

書道用の和紙を選ぶポイント

書道用の和紙と一口に言っても様々な種類があり、特徴もコストもそれぞれ違います。

練習用の半紙として使うのか、展覧会に出すものなのか、書く文字はかな文字なのか、漢字なのか……
こういった点に留意して和紙選びをすることで、最適な品質とコストを両立した素材に出会いやすくなります。

展覧会

展覧会に出品するような作品をのこしたい場合は伝統的な漉き手法によって作られた高級和紙がオススメです。和紙は一般的に、厚い紙ほど筆の運びが重くなり擦れなどを表現しやすくなります。反対に薄い紙は軽やかな書きで墨を吸い込みやすく、鋭いハネや繊細な表現に適しています。

かな書道、漢字書道

また、墨の吸い込みやすさは厚さだけでなく、素材によっても左右されます。

一般的に、かな書道であれば擦れが出にくい三椏(みつまた)や雁皮(がんぴ)でつくられた和紙が、漢字書道であれば擦れやにじみを表現しやすい楮(こうぞ)由来の和紙が好まれます。

練習用の和紙

反対に、出来上がった作品のクオリティをそこまで気にすることのない練習用の和紙等であれば、コストの低い機械漉きの半紙で十分でしょう。

障子紙用の和紙を選ぶポイント

障子紙というと、白い無地のものを想像してしまいがちですが、かならずしもその限りではありません。

昨今では、和柄や模様の入った装飾紙や、色付きの障子紙、子どもたちに人気のキャラクターイラストが入った障子紙まで販売されており、デザインの幅は実に多種多様です。

障子紙は、日本において大量に消費される和紙の代表格とも言える存在ですから、機械生産かつ、低コスト販売されている化学繊維由来のものも人気です。

コスト度外視でこだわりたいのなら、デザインだけでなく遮光性や防音性、防熱性などにも着目することで、障子紙選びはうまくいきやすくなります。また、両面テープで簡単に張り替えられるタイプの障子紙も販売されておりますので、ノリを使った張り替え作業に抵抗があるという方は検討してみてはいかがでしょうか。

包装紙用の和紙を選ぶポイント

西洋紙と比べて格段に高い強度を誇る和紙は、大切な品物をラッピングする包装紙として最適です。ものによっては、布と勘違いしてしまうほどの驚きの耐久力を見せてくれることもあります。

また、おしゃれなレース紙や友禅紙などの装飾紙が包装用和紙に使われることも度々あります。美しい模様や独特の質感は、包み込む品物にも高級感を与え、贈り物にこめられた気持ちをさらに優雅に演出してくれるでしょう。

混ぜられた楮(こうぞ)などの繊維が龍のように表面にあらわれる「雲竜紙」と呼ばれる和紙なども、デザイン性と強度を両立した素材として、包装紙用にオススメです。

あまりコストをかけたくないというニーズに対しては、シルクスクリーン印刷のものや、和紙以外の素材に和柄がプリントアウトされたものなども販売されています。高級感は失われてしまいますが、手頃な価格でカジュアルに「和」の雰囲気を感じ取ることができます。

和紙を購入する前に

…以上紹介したのはほんの一例ですが、和紙はものによってコストや用途が全く違うので、購入の際には注意が必要です。

耐久性や保存性の高さだけではなく、独特の柔らかい質感や、光の加減一つで表情を変える繊細で微妙な色彩の発色も和紙の大きな魅力です。和紙を選ぶ際には、WEB上の情報だけではなく、見本取り寄せなどを利用することで実際の商品に触れてみることをおすすめします。

高品質の和紙を、お手頃な価格で

今回お伝えしたように、和紙には様々な種類が存在し、それぞれ原料にかかるコストや生産性の高さなどが大きく違ってきます。

昔ながらの手法で作られる伝統的な和紙は、生産性が低いため値段も高めです。とはいうものの、昨今では販売コストの安いネット販売が紙業界にも普及したため、以前に比べるとリーズナブルな値段で手軽に手に入れられるようになりました。

例えば、当サイトで扱っている和紙の大礼紙を洋紙抄紙機で再現して作られたしこくてんれいは、A4サイズ100枚3,190円(税込)で提供させていただいております。数ある紙販売サイトの中でも、かなりお求めやすいお値段でご奉仕させていただいていると自負しております。

他にも、日本画用紙、習字用の高級半紙、装飾和紙などといった様々な和紙を、リーズナブルな価格でご提供させていただいております。和紙をご入用の際には、是非業務ペーパーをご利用ください。

和紙の商品一覧(奉書紙、奉書風、しこくてんれい)

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