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投稿日:2024.09.01

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ミランダ紙の質感と色や厚み、印刷時の注意点【特殊紙】

満点の夜空のように美しく光るミランダ紙ならではの魅力、具体的な用途、費用感などについてご紹介します。キラキラと輝く紙をお探しの方はぜひ最後までご覧ください。

ミランダ 商品一覧|業務ペーパー

ミランダ紙の特徴、質感

ミランダ紙

ミランダ紙(ミランダ-FS)はダイオーペーパープロダクツの代表的な高級紙、特殊紙(ファンシーペーパー)の銘柄のひとつです。

紙そのものの風合いはさらさらと心地よく、「これぞ高級紙」といった上品な印象を受けます。
加えて、この紙最大の特徴と言えるのがガラスフレーク加工による表面のきらびやかな光沢です。

ガラスフレーク加工が施されている面はサンドペーパーに近い手触りです。

ミランダ紙の表面には赤、青、白の細かなガラスフレークが散りばめられており、光があたると満点の星空のようにキラキラと光ります。

3色のガラスフレークが織りなす美しい輝きは、ミランダ紙の質感の心地よさと相まって、ラグジュアリーな印象が魅力です。

普段使いの紙ではありませんが、特別な演出が必要な小道具としてはこれ以上ないほど適性の高い紙です。
特にウェディングでの招待状やプログラム表などで人気があり、華やかなシーンで使われています。

 

ミランダ紙の名前の由来

ミランダ紙には、名前そのものにもなかなか凝った由来があります。

「ミランダ」とは、天皇星の周囲を回る28の衛星のひとつ。
星の地形は起伏が大きく、なおかつ大部分が氷におおわれているといいます。

「氷」に「星」。
きらびやかな輝くイメージが、ミランダ紙の特徴を見事にとらえた粋なネーミングではないでしょうか。

また、ミランダ紙のカラーデザインはダイオーペーパープロダクツの前身にあたる「日清紡ペーパープロダクツ」で製造されていた特殊紙「ウラノス(=天皇星)シリーズ」を引き継いでいる、というちょっとした裏話もあります。

このような凝ったネーミングから、ミランダ紙が同社のブランドとして大切にされていることが伝わってきますね。

 

ミランダ紙の厚さ、色

ミランダ紙の厚み

  • 80kg(片面ガラスフレーク)
  • 100kg(片面ガラスフレーク)
  • 130kg(両面ガラスフレーク)
  • 170kg(両面ガラスフレーク)
  • 210kg(両面ガラスフレーク)

80kg、100kgは片面のみガラスフレーク加工、130kg、170kg、210kgは両面にガラスフレーク加工が施されています。

 

ミランダ紙の色

ミランダ紙は13色のカラーバリエーションがあります。

特殊紙としては平均的な色展開ですが、ラメ系の紙としては幅広いカラーバリエーションです。

ホワイト系、ビビット系、パステル系、ダーク系と、どんなシチュエーションにも対応できる点も嬉しいところです。
特に、ガラスフレークの輝きが映える濃い色合いが豊富に揃っている点にこだわりを感じます。

ただし、13色の色展開があるのは100kgのみです。

それ以外の厚み(80kg、130kg、210kg)は黒、ホワイト、スノーホワイトの3色、170kgは黒、ホワイト、スノーホワイト、あい、しんくの5色です。

全色(13色) 100kg
黒、ホワイト、スノーホワイト 80kg、130kg、210kg
黒、ホワイト、スノーホワイト、あい、しんく 170kg

ミランダ 商品一覧|業務ペーパー

 

ミランダ紙がよく使われている用途

「ゴージャス感のある紙」としてこれ以上ないほどの存在感を放つミランダ紙は、印刷物に特別感、高級感を加えるのに最適な紙です。

名刺やショップカード、ペーパークラフトなど他、次のような用途で人気があります。

 

招待状、プログラム表、メニュー表

ミランダ紙はウェディング関連で人気が高い紙です。招待状やプログラム表、メニュー表などさまざまな用途で晴れの舞台を盛り上げてくれます。

コンサートや発表会のプログラム、高級なお店のメニュー表にもよく使われており、ハレの日の特別感の演出に優れたパフォーマンスを発揮する紙です。

ホワイト系、ダーク系など催しのイメージに合わせて色を選べる点もミランダ紙が好まれる理由でしょう。

全色使えるのは100kgのみですが、すべての厚みで選べるホワイト、スノーホワイト、黒はどんなシーンにも使いやすく、初めてミランダ紙を使う方にもおすすめです。

ミランダ紙

貼り箱

貼り箱とは、厚紙(チップボールなど)で組まれた箱の表面に別の紙を貼って作る箱です。貼り材には和紙ベースの紙や特殊紙など高級紙が好まれます。

高級菓子やギフト、時計やアクセサリーをはじめとするブランド品など、高級品のパッケージとして幅広く採用されています。

一目できらびやかな印象を与えるミランダ紙は、貼り箱の貼り材として相性抜群です。

丈夫なミランダ紙は加工適正も高く、エンボスや箔押し加工を加えてさらにゴージャスに仕上げることも可能です。
同じような用途として、カルトナージュの貼り材としてもミランダ紙は人気があります。

 

冊子の表紙

冊子の表紙としてもミランダ紙は高い人気を誇ります。

特に、カラー印刷適性の高いホワイト、スノーホワイトは同人誌の表紙によく使われ、装丁に凝るタイプの作家さんの間では定番用紙のひとつとなっています。

同人誌などの冊子として採用するなら、ある程度厚みのある130kg、170kgあたりから選ぶと良いでしょう。

 

ミランダ紙への印刷

ミランダ紙へのカラー印刷は、パステル系やシンプルなデザインがおすすめです。
濃い色だとガラスフレークがインクで見えづらくなりやすいため、淡い色の方がミランダ紙の魅力を活かした仕上がりになります。

また、黒のミランダ紙に印刷する際は、基本的に白系のインクのみ使用できる点にご注意ください。黒インクはもちろん、フルカラー印刷でも色が沈んで見づらい印刷にになってしまいます。

黒い紙への印刷や基本的な扱い方については黒い紙おすすめ6選|種類や使い方、印刷の注意点をご覧ください。

 

ミランダ紙の価格

高級感のあるミランダ紙は100円ショップでも購入できるコピー用紙と比べると割高になります。

例えば、全色展開のある厚さ100kgのA3サイズ、100枚は12,100円(税込)です。

仕上げ目:横目
全紙サイズ788 x 1091mmから必要なサイズに断裁致します。
<ご注意>紙目を指定されないお客様は、短辺×長辺の入力を入れ替えて価格をご確認下さい
短辺788mm
長辺1091mm
仕上げ目:横目
数量:
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
短辺mm
88〜788mm
x
長辺mm
88〜1091mm
※88 × 88mm未満の場合、お問い合わせください。
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
14,300円(税込)

ただ、特殊紙としてはそれほど高価な紙というわけでもありません。
用途に合った使い方でミランダ紙を採用するなら、それほどコストがかさむということもないでしょう。

業務ペーパーではミランダ紙の定形サイズの販売はもちろん、オーダーカットや印刷、加工にも対応しています。
仕上がりやご予算に合わせたご購入など、ご入用の際はお気軽にご相談ください。

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