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投稿日:2022.12.01

コートボールと段ボールの違い、見分け方

先日、お客様からコートボールと段ボールの違いについてご質問を受けました。

この2つは、どちらも紙箱やパッケージの素材として広く使われており「日常で見ない日は一日もない」と言ってしまっても良いくらいポピュラーなものです。

それだけに、それぞれの特徴についてはしっかりとおさえておきたいところなのですが、中にはコートボールなのか段ボールなのか、ちょっと判断に迷うようなものもあり、区分が結構ややこしいです。

ということで、今回はコートボールと段ボールの違いについて、おさえておきたい基本的なところから、迷いがちな理由、簡単な見分け方などについて解説させていただきます。

コートボール 商品一覧|業務ペーパー

コートボールとは?

まずはコートボールから見ていきましょう。

コートボールは厚紙の一種で、主にパッケージ用紙として利用される紙素材です。

ものによって0.3~0,8mm程度の厚みがあり、表面にはコーティング剤による塗工が施されています。この塗工により、フルカラーの写真やイラストの印刷適性が非常に高い点が特徴として挙げられます。

スーパーやコンビニで見かける食品やお薬、日用品などなど…表面にきれいな写真やイラストが印刷されている商品パッケージには、ほぼこのコートボールが使用されていると見て間違いないでしょう。それだけに、私達の生活を支える上でなくてはならない大切な紙素材の一つといえるのです。

ちなみにコートボールにも種類があって、大きく裏ネズコートボール裏白コートボールの2種に分かれます。
一般的に、安価な裏ネズ(白ボール)の方がより広いシーンで使われているため、「コートボール」と言った場合、普通はこちらを指すことになります。

裏ネズ

裏ネズのコートボールは、表面にのみコーティング剤による塗工がなされているものを指します。

裏面は名前の通りネズミ色をしているか、ものによってはクリーム色や白っぽい色をしているものもあります。裏ネズのコートボールは「白ボール」という名前で呼ばれることもあり、コートボールの中では安価な種類です。

裏白

一方、裏白のコートボールは高級品です。
表面だけでなく、裏面にもコーティング剤による塗工がなされているため、両面において印刷適性が高いです。

高級品らしく、化粧品や小型の電化製品、高級菓子の包装箱などなど…ちょっぴりグレードが高めの商品用パッケージとして、好んで使われます。「マニラボール」という名前で呼ばれることもあります。

仕上げ目:横目
全紙サイズ800 x 1100mmから必要なサイズに断裁致します。
<ご注意>紙目を指定されないお客様は、短辺×長辺の入力を入れ替えて価格をご確認下さい
短辺800mm
長辺1100mm
仕上げ目:横目
数量:
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
短辺mm
88〜800mm
x
長辺mm
88〜1100mm
※88 × 88mm未満の場合、お問い合わせください。
※1枚から指定可 ※表示されている数量はお買い得な既定数です。 数量をマイナスにされた場合一定数までは、元の規定数の価格より高くなる場合がございます。
【価格】
7,700円(税込)

段ボールの定義とは?

続いて、段ボールについて見ていきましょう。

「段ボールがどんな紙か」ということについては、もはや説明不要だと思います。
こちらもコートボールと同じく、大きな荷物や宅配物の梱包材として、見かけない日がないほど私達の日常に浸透しています。

ただ、この段ボールにも一応定義があって、波状の紙(中芯)を平らな紙(ライナー)で挟み込んで強度を上げたものを段ボールと呼ぶことになっています。

最近では、私達がよく知っている段ボールの質感、色合いによく似た紙が商品のパッケージやノートの表紙などに使われているのをよく見かけますが、間の波状の紙(中芯)が確認できないものはパッと見たところ同じに見えても「段ボール」とは呼べないのです。

 

コートボールと段ボールの違い

さて、ここまでコートボール、段ボールについて解説させていただきましたが、その違いはある程度明白になったのではないかと思います。

コートボールは印刷適性のある厚紙で、段ボールはライナーと波状の中芯の三層構造が特徴。
その違いは、紙の断面を横から見ればハッキリと分かります。

これだけなら簡単で、何も迷うことはないのですが…この2つの区別がややこしいのは、コートボールなのか段ボールなのか、どちらかよく分からない紙に出会うことがよくあるからです。

 

これはコートボール?段ボール?迷いやすい紙

例えば、ワインや日本酒などの瓶入りのお酒や、靴、電化製品など…ある程度重さのある商品を包む箱として、コートボールと段ボール、2つの特徴を兼ね備えたものを見たことはありませんか?

これらの箱の表面には、フルカラーの写真や画像などがきれいにプリントされておりコートボールの特徴そのものをあらわしています。ところが、横から見ると波状の中芯を間に挟んでおり、段ボール独特の特徴を持っているのです。

これは、中芯と裏面には普通の段ボールと同じ段ボール原紙を使い、表面にのみコートボールを使って箱をつくっているのです。そうすることによって、丈夫さと見た目の美麗さを両立し、重量のある商品のパッケージとしても使っていける、というわけですね。

では、こうやってつくられた箱は果たしてコートボールなのでしょうか?それとも、段ボールになるのでしょうか?

 

結論から言うと、答えは「場合による」です。

ものによって、コートボールに分類されることもあれば、段ボールとして扱うこともあるのです。

どこで分けるのかと言うと、それは使われている紙の重さです。
表面のコートボール部分の方が重ければコートボールとして分類され、中芯と裏面の段ボール部分の方が重ければ段ボールに分類されます。

ただ、パッと見でどちらの比重が重いかを見分けるのはプロの目をもってしても難しく、一般の方ならばまず不可能なのではないかと思われます。

ところが、実はある方法によって、この2つは簡単に分類することができるのです。

 

リサイクルマークを見れば一目瞭然!

その方法とは、リサイクルマークを確認することです。コートボールの紙にはこのような

紙製容器包装マーク

「紙製容器包装マーク」と呼ばれるリサイクルマークをつけることが法律で義務付けられています。
すなわち、このマークが箱の表面に確認できた場合は
コートボールの比重のほうが重い=コートボールとして分類されるわけです。

一方、段ボールにはこのような

ダンボールリサイクルマーク

「段ボールマーク」がついています。
こちらが確認できた場合は、
段ボール原紙の比重のほうが重い=段ボールとして分類されることになります。

ただし、段ボールマークの記載は紙製容器包装マークと違って法律で定められておらず任意なので、何も印刷されていないこともあります。目立ったリサイクルマークが確認できない場合は、これも段ボールとして取り扱って良いでしょう。

 

紙箱をつくる際は「リサイクル料金」に注意!

最後に、実際にこういったタイプのパッケージ用紙等を作成する際、注意したいことについてふれておきます。
それは、
「紙製容器包装マークの記載にはお金がかかる場合がある」ということです。

どういうことかというと、特定事業者に該当する場合、紙製容器包装マークのついた製品を使用するならば必ずリサイクル料金を支払わなければならないのです。

一方、段ボールの場合はリサイクル料金の支払い義務が生じないため、あえてコートボール単体ではなく、段ボールにコートボールを張り合わせて紙箱をつくるケースもあります。紙箱の製造コスト自体は上がっても、リサイクル料金を払わなくて良いので結果としてコストカットにつながる、というわけですね。


以上、今回はコートボールと段ボールの違いに焦点をあてて解説してみました。

そもそも、なぜこの2つを分類しなければならないのかというと、リサイクルを視野にいれた分別のためです。いち消費者としてならば、ゴミの分別に気をつけるだけで良いのですが、実際にこういった紙を梱包材として使う際には、リサイクル料金の有無でかかるコストが違ってくるので、注意が必要です。

コートボールと段ボール、それぞれの特性をしっかりとおさえ、用途にあったものをいつでも用意できるようにしておきたいですね。

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