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投稿日:2022.08.03

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インクジェットプリンターでコート紙に印刷できない理由と対策、適した紙3選

今や一般の家庭にプリンターがあることが珍しくない時代です。旅先で撮った思い出の一枚や、入学式や卒業式に家族で撮った写真を自宅で印刷して、部屋にかざるということも簡単にできるようになりました。

一方で、「家で印刷するとインクがにじんでうまくいかない」というトラブルもよく耳にします。
こちらではそんなトラブルを避けるために、家で印刷を行う際の注意点と適切な紙選びについて解説させていただきます。

インクジェットプリンター対応の紙 商品一覧|業務ペーパー

家庭用のプリンターは「インクジェットプリンター」

まず大前提として知っておいてほしいのは、家庭用のプリンターは「インクジェットプリンター」と呼ばれる種類の印刷機であるということです。

インクジェットプリンターは、文字通り粒子化したインクを印刷用紙にふきつけることで印刷を行います。グラデーションの表現に優れ、細かい景色や人間の顔なども高い再現性を保ちつつ印刷することが可能です。

そのため、一般的にインクジェットプリンターは「写真印刷に適したプリンター」であると理解されています。ですが、インクジェットプリンターを使って印刷を行う際には注意しなければならないこともあるんです。

 

インクジェットプリンターで印刷した写真がにじみやすい理由

インクジェットプリンターで印刷を行う際には、大きく分けて「顔料インク」と「染料インク」のどちらかが使われます。

顔料インクの方が速乾性に優れ、印刷できる用紙の種類も幅広いのでこちらの方がやや汎用性には優れます。
一方で、染料インクは発色の良さと印刷物の光沢感が特徴であり、その点にこだわりたい場合はこちらが選ばれます。ただし、乾くのに時間がかかるため、正確な仕上がりを確認するには印刷から1日ほど待たなければなりません。

 

そして、これは顔料インク、染料インク問わず言えることなのですが、インクに水分を多く含んでいるため、出来上がった印刷物は水気に非常に弱くなります。湿気の多い場所に放置しているとすぐに劣化してしまいますし、例えば水性マーカーでちょっと書き込みをしただけでも簡単ににじんでしまうほどです。

この「染料に水分を多く含む」という点が、インクジェットプリンターを使った印刷がしばしばうまくいかない大きな原因となるのです。

 

普通のコート紙はインクジェットプリンターで印刷できない

さて、写真を色鮮やかに印刷したい場合にはどのような紙素材が使われるでしょうか。

普段からお仕事などで紙によく触れている方なら、まず「コート紙」の存在が思い浮かぶのではないかと思います。

コート紙は一般的な上質紙の表面にコート剤を塗布したもので、印刷物の色鮮やかな仕上がりが特徴です。絵や写真をフルカラーで美しく見せたい印刷に使われやすく、スーパーのチラシから高級カタログ、画集まで…実に幅広い用途を持ちます。

ビジネスシーンで出会う紙素材としては、コピー用紙に次いでポピュラーな存在といえるのではないでしょうか。

 

そんなコート紙ですが、インクジェットプリンターでの印刷には向きません。
普通のコート紙を使ってインクジェットプリンターで印刷を行うと、インクが紙になじまずに流れて、画像がひどくにじんでしまいます。

普段紙に親しんでいると、「フルカラー印刷ならコート紙の出番だろう」と思ってしまいがち。ですが、そんな先入観が家庭での印刷トラブルの原因となってしまうのです。

 

会社のプリンターでは印刷できたのに、どうして家ではできないの?

インクジェットプリンターを使った印刷がうまくいかなかった方から、しばしば「会社ではうまくいったのに…」という言葉を聞くことがあります。

なぜ家では会社のようにうまく印刷できないのかというと、プリンターの種類が違うからです。

 

普通、コート紙を使って大部数の印刷を行う場合には「オフセット印刷機」と呼ばれる機器が使われます。ですが、この印刷機は印刷会社にしか置いていないようなもので、印刷を専門としない企業のオフィスで見かけることはまずありません。

 

オフィス向けの印刷機「レーザープリンター」

一般的なオフィスに設置されてあるプリンターは「レーザープリンター」と呼ばれるものです。

この種類のプリンターは、トナーパウダーと呼ばれる樹脂の粉を熱で溶かして、ローラーで用紙に定着させることによって印刷を行います。インクジェットプリンターに比べて印刷にかかる時間がはるかに短いので、大量の紙を刷る必要に迫られるオフィス向きの印刷機といえるわけです。身近なところだと、コンビニなんかに置いてあるプリンターもこのレーザープリンターですね。

 

実は、このレーザープリンターはインクジェットプリンターに比べると色の再現性に劣るため、写真印刷にはあまり適さない印刷機であると言われています。ですが、印刷にインクを使わない分にじむこともなく、コート紙を使った印刷も一応は可能です。

 

昨今ではレーザープリンター印刷に適したコート紙といったものも多く販売されているため、専門の印刷業者に頼むまでもないような簡単な会社案内や社内資料などをオフィスで少部数刷るということはあるかもしれません。ですが、レーザープリンターとインクジェットプリンターは全く種類の異なる機器ですから、印刷に関しては「会社でうまくいったから家のプリンターでもうまくいくだろう」という考えは間違いです。

 

家で印刷を行う際には、やはり会社で使っている紙とは別に、インクジェットプリンター用の印刷用紙を用意する必要があります。

 

インクジェットプリンターに適した用紙は?

では、インクジェットプリンターを使って印刷を行う際はどのような用紙を選べばよいのでしょうか。以下、代表的なものを3種紹介します。

光沢紙

インクジェットプリンターで写真を印刷する際、もっともポピュラーに使われているのが光沢紙です。写真印刷を専門とする仕上がりの鮮やかな紙素材で、名前のとおり表面に光沢があります。

表面に光沢を持つ紙素材はほかにもたくさんありますが、特にインクジェットプリンターでの印刷に適した紙が「光沢紙」という名称で呼ばれています。もっとも簡単に手に入るインクジェットプリンター用印刷紙でもあり、100均でも売っているのをみかけます。

家庭で使う写真用の印刷用紙に迷ったら、まずは光沢紙を選んでおけば間違いがないでしょう。

 

ただし、光沢紙はレーザープリンターでは使えないという点に注意が必要です。
光沢紙をレーザープリンターにかけるとうまく印刷できないばかりか、表面を覆う層が熱で溶け、機械内にこびりつくことでプリンターそのものが破損してしまう可能性すらあります。

オフィスやコンビニの印刷機で光沢紙を用いることは、絶対にやめましょう。

 

インクジェット用マット紙

一般に「マット紙」とよばれるものはコート紙の一種であり、インクジェットプリンターには適しません。ですが、インクジェットプリンター用につくられたマット紙ならば、インクのにじみもなく、きれいに印刷することが可能です。

マット紙の特徴はしっとりとした質感にあり、光沢紙に比べると表面の光沢はおさえめです。その分、落ち着いた上品な印象の仕上がりになるので、印刷物に重厚感を持たせたい場合にはマット紙の使用をおすすめします。

 

また、光沢紙は表面が光を反射する分、細かい文字が読み取りにくいという弱点を持っています。ですので、文字が多めな自作のポストカードやグリーティングカードなどを家庭で作成する際にも、反射の少ないマット紙が適しています。

 

インクジェット対応のコピー用紙

上に紹介した2種は表面に塗料が塗られています。
一方で、何も塗られていない、非塗工のインクジェットプリンター用紙も存在します。

この種類の紙素材は、コピー用紙と同様に使用することができます。
表面もさらさらとして、一般的なコピー用紙と何ら変わりません。その分、フルカラーの写真の印刷などには向きませんが、作成した資料の印刷などを家庭で行う際には大いに活躍してくれます。

市販されているコピー用紙の中にはインクジェットに対応していないものも多く、そういった紙に印刷するとインクがにじんでしまうので、購入の際にはインクジェットの対応/非対応を必ず確認するようにしましょう。

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