【画用紙の値段】種類による違いや価格帯の選び方

絵を描く方にとって必須の画材、画用紙。
鉛筆画や水彩画はもちろん、ペーパークラフトなど工作の材料にも使われる紙です。

画用紙は用途に合わせた種類が数多く販売されており、価格帯も異なります。

この記事では、画用紙の値段について種類ごとの価格帯を解説します。
スタンダードな画用紙と「高級画用紙」の価格帯や特徴についてもご紹介します。画用紙を選ぶ参考にお役立てください。

画用紙の商品一覧｜業務ペーパー

一般的な画用紙の価格帯

一般的な画用紙の値段は1枚あたり10円前後～数十円に設定されています。

値段の違いは紙のサイズや厚みで変わります。

画用紙のサイズには「A4」「A3」「八つ切り」「四つ切り」などがあります。

A4サイズ（コピー用紙と同じ大きさ）の価格は10～20円程度。大きい四つ切りサイズは40～50円辺りに設定されていることが多いですね。

これらの価格帯で、紙の品質や描き味に大きな違いを感じることはあまりないのではないでしょうか。

参考記事：画用紙のサイズ（四つ切り、八つ切り、A判、B判）

ネット通販では画用紙の値段はいくら？

紙の専門店や業務用品のECサイトなら、大量注文によってさらに割安に手に入れることも可能です。

例えば業務ペーパーの画用紙105kg  8つ切り（381×271mm） 厚さ0.02mmは、枚数によってい1枚あたりの値段は倍以上の違いがあります。

• 画用紙105kg  8つ切り100枚＝2,510円（税込）…（1枚当たり約25円）
• 画用紙105kg  8つ切り500枚＝5,398円（税込）…（1枚あたり約11円）

まとめ買いで画用紙を購入すると、かなりの割安になります。
業務ペーパーでは1枚単位でご注文可能です。枚数を入力すれば、価格が自動で表示されます。ぜひチェックしてみてください

画用紙の商品一覧｜業務ペーパー

画用紙は100均でも手に入る？

ダイソーやセリアなどといった100円均一ショップでも画用紙を手に入れることができます。

例えば、ダイソーでは12枚セットの8つ切り画用紙が110円（税込）で販売されています。1枚あたり約9円ですから、かなり割安ですね。
100円均一ショップの画用紙は紙厚がやや薄めですので、水彩画の用紙には向かないかもしれません。鉛筆画やペン画との相性は良いでしょう。

また、100円均一ショップでは画用紙を使ったスケッチブックも販売されています。
鉛筆の馴染みがよく、デッサンやクロッキー、濃淡表現の練習に最適です。

「ひとまず絵を描ける紙が何枚か欲しい」という場合は100円均一ショップの画用紙をチェックしてみるのもおすすめです。

高級画用紙の値段

高級とされる画用紙は、特殊な加工や製法によってつくられた画用紙です。
特定の用途にてとても高いパフォーマンスを発揮します。

高級画用紙の代表格に「水彩紙」があります。

水彩紙は水彩画向けの高級紙で、にじみを防止する「サイジング」という特殊加工が施されています。

サイジングによって、水を吸って紙がふやけたり、しなったりすることがありません。にじみやぼかし、グラデーションといった水彩画ならではの技法を綺麗に表現できます。

水彩紙は、手ごろな価格の商品でも8つ切りサイズが1枚100円以上することがほとんどです。「高級紙」となると1枚300～500円ほどに設定されていることも珍しくありません。

高級画用紙には「精密画向け」「パステル・色鉛筆向け」「油絵向け」など、用途に特化したものがあります。

高級画用紙の価格帯は、手ごろなものでも一般的な画用紙と比べて2～3倍ほどする印象です。

また、高級画用紙は4つ切りより大きいサイズで販売されることが多く、1枚あたり数千円になることもあります。

まとめ

画用紙は種類が多く、使い慣れていないと選ぶのが難しい紙です。

ただ、一般に「画用紙」として販売されている紙は価格帯もクオリティもそこまで変わらないので、初心者の方や絵を趣味にしてみたい方は、まずはこうした紙から選んでみることをおすすめします。

1枚あたり100～数百円程度の高級画用紙はプロ向けの商品が大半になります。

ハイクオリティな紙ですが、初心者の段かから使うには不向きな商品が多いので、上達するにしたがって使い始めると良いのではないでしょうか。

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